下町ビュー

国内サッカー(主にグランパス)、社会福祉と街歩き、人について書いています。

四部クラブに苦戦

日本代表、過去2回の決勝トーナメント1回戦の中で最も満足感というか、良くやった感のある試合だったのでしょうか。ハイライトしか見ていませんが、原口、乾のゴール共にファインゴール。逆転されましたけど、今大会のベルギーは優勝してもおかしくない相手だしね。

 

1点目、柴崎からのロングスルーパスは見事。さらに右サイドで受けて右でシュートを決めた原口のスキルも出来過ぎ。

 

 

グランパスはネットを加えて飛騨高山キャンプ開始。早速練習試合に臨みましたが、主力組は勝てず。

ネット加入は相当大きな、これ以上ないくらいの補強でしょう。心臓の心室になれる選手。あとは心房、大動脈、静脈になれる選手は誰だという点。既存の選手が時に圧を上げて、下げていけるか。

 

私は見解を変えず、アーリアは特殊性が強く自然な循環を起こすのは難しいと見ます。

 

アーリアはここ数年毎年降格クラブに在籍。個人レベルは代表選出される程のモノはあるし、なんならルーツのあるイランからも代表要請があったくらいな選手。ただどうも特殊なテンポを作る。コンマ何秒か遅れることが受け手にギャップを生んでいる印象が強い。あのフィーリングを理解できる選手は多くないのが、クラブが彼を主軸にしようと獲得するも不適合を起こし、転々としている理由に思う。

 

今季のグランパスの最大のミッションはジョーをどう生かすか。それに尽きる。なのに前半はアーリアという特殊スキルを持つ選手をも適合させる必要が生まれてしまった。

 

上手いのは間違いない。ただ異質。チーム内にあのフィーリングを合致させてくれる選手を見つけ、ダブルでのスーパーサブとなる事を願う。

 

循環循環と言うが、ポンプである心臓から出る血液は脳と足先まで回らないといけない。足先、心臓から出された血液をディフェンスラインが受けて回して体幹から上肢は回せるか。新井、中谷、ホーシャが万全であればやれると、信じる。

 

打撃を与える両腕がスリートップの左右だとすると、やはりカットインシュートよりも中にジョーがいる事を、想定して利き足のサイドにパンチャーが欲しい。左にシャビエル。右が足りていない。

和泉、秋山は正念場。

 

補強はまだ。右利きのFWが必要と思う。叶わないのなら寿人。

 

粒は揃って来た。

W杯後だ。観客も目が肥える。ポゼッションよりもショートカウンターの方がわかりやすく爽快だ。

 

柔軟に、お願いしたい。