下町ビュー

国内サッカー(主にグランパス)、社会福祉と街歩き、人について書いています。

Jリーグをライブで観たことが無い人へ

対 浦和

1-3

敗戦。


グランパスサポーターとしては不甲斐ない、本当に何をしてたの?と怒れる

試合でした。


素晴らしい大会となったロシアW杯。W杯で関心を持ち、初めて観戦された方も少なからずいたのではないでしょうか。

会場は埼玉スタジアム2002

専用スタジアムでどの席からも比較的観やすいスタジアム。


ホームの浦和、アウェイの名古屋ともにサポーターの熱気、発生量もあるサポーター同士で満員にならずとも浦和ゴール裏から響く声量にライブ観戦の良さを感じた方もいるかも。


試合自体はホームの浦和はCKから3点、名古屋はシャビエルの1得点。DAZN観戦では正直かなりの塩試合でした。

名古屋が「崩されてない。セットプレーからしかやられてない」とか言いそうですが、かなり絶望感に包まれるものでした。


しかし観戦している時、セットプレーは周りも期待感を抱きます。そしてそのプレーからの得点はわかりやすくエモーショナルになれる。得点後のスタジアムの雰囲気がまた好きになれる。


名古屋に期待した方はどうか。現在の順位、今に至る過程など知らない方が見ても玉田と児玉の小気味良いステップ、シャビエルのシュート、ポンポンと繋がれるパスからペナに侵入する場面は「上手い!」と思えたかもしれない。


後半、ペナ内で児玉が粘ってジョーへ。ジョーは相手を上手くスクリーンして反転シュートを狙った場面でよくわからないファールとされました。リプレーでも主審大丈夫か、レベルなジャッジで、ワールドクラスのプレーを潰しました。


W杯を経て、最後に勝つチームを応援したくなる人もいるでしょう。喜ぶ事は楽しいし、次を生みます。


今日、埼スタ含む会場に初めて足を運んだ方がまた観たいと思えるコンテンツであって欲しい。


そのために、チームの事を考える前にすべき事。

VARが本格導入された世界で、誰が見ても??なレフェリングは撲滅して欲しい。日本人は真面目で無機質にレフェリングをする方が多いが選手やらへの状況説明を対等な立場で速やかにするのが下手。あれは興ざめする。


サポーターが作り出す雰囲気は、これこそがスタジアムに行かないと体感出来ないもの。得点後のセレブレーションも、えげつないファールへの怒り、画面では見れない、耳に届かない音や選手達の声に「生」を感じる。


古参は保守に走らず、常に新規を通いたくなるスタジアムにすることを忘れて欲しくない。


応援歴は言いたくなるのもわかるが、今を楽しみに来ている新規層をサポーターがもてなすのも必要。


最後に、自分が駆けつけた試合で生まれた喜びを持ち帰ってもらうために。


ホームで負けるな。


画面越しでしかサッカー観たことがない、ヨーロッパとかしか観たことないかた。視界は広くて視覚と聴覚だけでは得られないことが多い。スタジアムに行こう!


素直に「上手い!」と言えるクラブであることを、名古屋グランパスがそうであることを願う。