下町ビュー

国内サッカー(主にグランパス)、社会福祉と街歩き、人について書いています。

残留争いへ

台風の影響で今節のホーム札幌戦は延期。


ネットが別調整との情報もあり、また新たに加入した金井も即戦力と考えると時間をもらえたというのが正直なところ。


しかしこのブログを書いている時点で愛知県への台風の影響が如何程かも知れず、何よりもホームの地に大きな被害が出ないことを祈る。


グランパスの試合がなかったのでちまちまと他の試合を観ていました。今後残留を争うであろう鳥栖、ガンバは引き分けで勝ち点1ずつ。


ガンバは監督を替えた。クラブOBの宮本が監督に就任。補強に動くも全く成立させられなかったというフロントの失態をレジェンドが一人で埋め合わせなければならないという。

メンバーも当然変わらず、守備から整備をしている模様。U23の監督をしていたので、U23登録の選手を上手く登用し、ハードワークで組織を作ることは出来そう。監督解任という荒療治はしばらく機能するか何も変わらないか。

選手一覧を見ても最早他クラブを圧倒するような威光がない。

気にする余裕はないが、勝ち点1だけでは引き離せないと感じます。


グランパス同様、大型補強を進める鳥栖。フィジカルモンスターと表現できたイバルボが怪我で登録抹消。得点は少ないもののあのフィジカルでボールを収められれば、相方がトーレスだろうと金崎だろうと非常に怖かったんですがね。急造FW2トップ。

注目のF.トーレス

今日の磐田戦でもさすがなターン、ドリブルを見せました。期待値が高いとワンプレーでも凄い!と思ってしまいますが、鳥栖に早い段階でトーレスに縦に付けるパスを出せる選手がいない。原川なんかは出来ると思って見てましたが案外。

下がって収めて上がる吉田に出してからペナに侵入。あまり怖さは無かった印象。金崎もまだまだ。むしろ小野の動きが良い。裏抜けの上手い選手がいるとこうも攻めにバリエーションが増えるのかと思いました。

鳥栖は仮に補強2トップが機能しなかった場合でも、帰ってきた豊田がいる。求心力は半端なく、豊田がどう活躍するかが注目。


因みに相手の磐田。

田口が抜群の存在感でした。緩急のある、スイッチを入れる縦パス、振り幅の小さい強烈なミドルシュート

風間グランパスの中でも自分のプレーを見失わず、ミドルシュート、サイドチェンジも使っていた昨年。何より違いを持っていたのはスイッチを入れる縦パスを持っていたことかも。本当に良い選手。

この選手が名古屋にいればなぁ!と思って見てました。

ペナの中には川又。新加入の大久保とプレーエリアが被らず良いのでは。


グランパスはサイドからの攻めに脆さを見せる。単純な形、数本のパスでサイドからのピンチを招きます。

逆に中を狙われた際の強さを前節見ることが出来た。ディフェンスで相手をサイドへ追いやって中を固めるとは良く聞きますが、よくある形は関係ないグランパス


前節、ノーゴールもジョーのコンディションは間違いなく良かった。前田との関係も悪くない。徹底的に裏を狙う前田がブレイクするか。

楽しみは多いけど、善戦して勝ち点1はもういらない。


簡単にそうはいかないだろうが、これから確実な残留争い、始まります。