熱戦激戦マリノス戦
前回ブログを書いてからこんなに間が空いてしまった。
とっくに今シーズンは開幕。
戦前からマリノス主催の当試合でも「トリコロールナイト」と題した演出がされることが判明しており、グランパスサポもTwitterを中心に対策というか、この演出に参加する動きがありました。
赤と黄色のサイリウム?ペンライトは美しかった!
燃えている、と表現できるもの。本当に、発煙筒たかなくてもこの景色をホームでもできたら圧巻ですよ。
昨シーズンもたしか「ギャラクシーナイト」と題して試合前に証明による演出がありました。素晴らしいものでしたが、今シーズンは豊スタの照明もパワーアップしたので同等の演出がきたいできます。
今シーズングランパスが会社としてもさらに頑張っているのは伝わっていて、前回のアウェー・味スタにもグランパスFCのブースが出ていましたが、今節もゲートの外と中の二カ所でFC活動をされていました。
グッズの物販もホームチームと合同ではなく、グランパスだけのブースがあるなど好印象。もてなされている感があります。
試合開始。
コンパクトな陣形は美しく、チーム全員がオーガナイズされたものだと理解できます。
DAZNでも無論、それは確認できます。
この試合で私が最も印象に残ったのはFW起用されたアーリアから始まるディフェンス。前線からコースを限定して前の方でボールを奪取。
または、コースを限定しながら相手にボールを運ばせて、最終的には相手の目の前には丸山さんでした。残念!というような、自分たちで構成するディフェンス、受けに回るディフェンスとは違った概念を感じることができたのが一番の収穫でした。
昨シーズン、アーリアはかなりつらい思いをしたと思う。正直、私もアーリアの存在意義に疑問を持ってました。
良いでしょう!
これでゴール決めだしたら「半端ないって!」の領域にいってしまいますよ。今節も再認識させられましたが彼は中央崩し拘りマンですよ。
左サイドは吉田の加入と和泉のコンビでアタッキングサード最深部まで侵入できるようになり、大きな武器になっています。
右サイドも徐々に徐々に宮原がゴールに近いエリアで攻撃に関わり始めています。考えたら何とも!なんですが、宮原がCBの中谷に預けて自分を使うという場面が良かった。
いや、中谷前に居すぎだろって感じなんですが、丸山がゴールへのラストパスを出せるのが今年のグランパスなので、中谷が宮原を活かすって最高じゃん。
ここんところ途中交代でしたが、宮原。彼は自分の前に現れる壁を次々と乗り越えていきます。
完全に乗り越えているわけではないんですよ。でもその壁に挑んでいるのがわかる。挑むから進化する。
風間監督の下で成長する選手の代表がやはり宮原なんだなと思った。
無論ですよ、和泉。風間監督のもとCF以外は務めてきた彼ですが、丸2年の時を経て、今左サイドハーフのポジションを確固たるものにしています。ポジションは戻る場所でしかない、という監督の意思を最も理解しているんだなーと感じます。結果上手くなってますよ。ちょっと自信過剰じゃないのってくらい止めて蹴って外します。
風間体制2年目のアーリアも自分の前に現れる壁を乗り越え、立ち向かっている最中だと思います。プレシーズンに「グルテンフリーだジョコビッチ」という最高の居場所?を与えられた(チームメイトに)彼のこれからの成長に期待。
和泉に代わって入った相馬。
昨年、学生の時分にマリノス戦でジョーの決勝ゴールをアシストしました。今節はオリジナルポジションの左サイド。
エグかった。右でも左でも、相手も縦に行くのわかってんだろって状況でもぶっちぎりましたね。爽快すぎる。
こういった選手達一人一人の感想は限りなく。
この試合、勝利できれば当然それが良かった。ただし、ドローでも満足。
グランパスのスタイルでマリノスも全力の戦いで来たと思う。お互いに決定機は多く、決めていればという試合。
コンパクトな陣形で超決定機の直後には大ピンチというシーンの連続。
この試合、なんといっても昨シーズンから全試合出場を続けてくれたランゲラックが負傷退場。この時の不安というのは当然ミッチの容態を案じてのもの。交代してゴールを守るのが武田という絶対の信頼と安心感を再認識させた。
その武田、マリノスのGKの活躍は試合を引き締めたと思う。相手GKは変な時間稼ぎもせず、好漢でした。素晴らしいGKだった。
お互い主審への不満はあった。基準が曖昧。
そのジャッジに両チームとも取り乱されなかったことも良かった。
スタジアムのボランティアの方々や、ゲートで声をかけてくれるスタッフさんたちの対応も快く、全てがオーガナイズされた一日でした。
Jリーグは進化してます。
スタジアムへ行こう。